素数大富豪が8121013倍強くなりたい

素数大富豪の攻略・布教活動をしていきます

新しい素数大富豪用語をつくっていきたいという話

こんにちはOTTYです。この記事は素数大富豪 Advent Calendar 2022 - Adventarの25日目の記事です。
今年のアドベントカレンダーも様々な視点で書かれていてどれも読みごたえのある記事でしたね。

25日目が埋まってないのも寂しいので、2022年のうちに来年の素数大富豪がこうだったらいいなと僕が思ったことなどを書いていこうと思います。主に競技素数大富豪周りの話です。
今回のテーマは「皆で新しい用語を造っていきたい」です。

「OverKJQJ」「二刀流戦術」いつの間にか浸透したよね

素数大富豪には「カマトト」「詰んでるセット」「HNP」「OverKJQJ」「二刀流戦術」などの用語があります。どれも今の素数大富豪を語る上で欠かせないものです。
このような素数大富豪の用語を増やしていきたいなぁと思っています。なぜなら我々が今より強くなるにはプレイヤー間で認識自体はあるけど言語化されていない概念について、名前を付けることでスムーズな議論ができるようになると考えているからです。

例えば、僕と友人で勝手に決めた用語にOverKJQJというものがあります。OverKJQJとはKJQJより大きな4枚出し合成数の総称であり、素数大富豪研究会2019での発表のために名付けました。
素数大富豪研究会2019での発表は「4枚出しにおけるカマトトの有効性」という題で、合成数カマトトを駆使して手札を増やした場合にどれぐらいの確率でKJQJを切ることができるかという内容でした。そんな発表をするうえで「KJQJより大きな4枚出し合成数」って名称は長すぎて毎回言うのは無理だから名前を付けました。
そこから色々研究が進み、今では対策されすぎてトッププレイヤー間での使用頻度そのものは減ったものの浸透はしていて「お化け」という略称で親しまれています。僕らが名付ける以前からOverKJQJにあたる合成数は使用されてきましたが、OverKJQJと命名することで扱いやすくなり研究が加速したように思います。

4枚二刀流戦術」も3TKさんが名付ける以前からなんとなく概念として存在はしていたが、名前がつくことで発展した戦術です。
昔から443KJQJは強いはみたいな会話はされてきましたが*1、実際にそういったものに名前を付けて戦術として昇華させた3TKさんは凄いです。
二刀流戦略の派生系も生まれるなどさらなる進化をしてきました。*2*3
勝手な推測ですが、3TKさんが命名しなかったら今も「KJQJを使って4枚→KJQJ→3枚出しで組んだ時に合成数カマトトされることをケアして3枚出し+KJQJで素数になるように組む戦術」という長ったらしい呼ばれ方をしていた可能性があります。そうだった場合、今ほどスムーズに戦略の共有ができているとは思えません。怖いですね。

用語がないと冗長になりがち

用語をつくり、共通の認識を持って議論していくことで戦略が深みを増すのではないでしょうか。

こういう状況を表す用語が欲しくない?

誰かが思い切って名前なり定義なりを決めれば発展するものが色々あるかもしれません。
というわけで、特定の状況下や、特定の素数を考察をするために新しい用語を皆で作ったり整備していきたいです。
単なる思い付きなので、全てが本当に必要なものかはわかりませんが例えば下に挙げるものに名前があったらはよいかもしれません。

  • 相手がn枚n桁→n枚m桁→n枚2n桁→残りのように1回弱めな素数を挟む組み方をしている相手の最初のn枚n桁に対していきなりn枚2n桁を出して相手の上がりを阻止する動きやその状況
  • 64=2^6に対する64=2*2^5のように指数をバラす合成数の形状。もしくはそのような出し方
  • ラマヌジャン革命下でA0始まりの強い素数
  • 相手手札がn枚のときに、n+2枚出し→n+3枚出し→…→残りというような確定でパスさせ続ける動き。もしくはその組み方

などなどこういった状況、素数の名称があったら幸せになれそうな気がしませんか??これらを語る上で「この状況を表す適切な語がない」ってなって回りくどい説明をすることになった人も多くいるのではないでしょうか??

(上にあげたのは適当なので、既に名前がついていて僕が知らないだけだったらすいません。)

戦略を語る上で必要な単語は作ってしまおう

ここまで読んで「こういう用語が欲しい!!!」ってなった方もいるのではないでしょうか。
素数大富豪の戦略を語る上で必要があると少しでも思った概念には端的でキャッチーな名前つけていきましょう。
ネーミングセンスが問われるため、ここのハードルが一番高いのかもしれませんが、僕はセンスがないのでどうすればいいのかは全くわかりません。
迷ったら信用できる人に相談するなりTwitterで公募するなりしましょう。ここのプロセスを簡単に出来たらいいなぁ.......


いい名前が付いたらブログに書くなりして発表しましょう。「あの人の方が詳しそうだから」「素数大富豪弱いから」「きちんとまとまってから発表しよう」「今更名前つけるのもなぁ」「変な名前を付けたら恥ずかしい」ということは考えなくていいと思います。少しでも有益だと思ったら気軽に新しい単語をつくってブログ等に書いてしまいましょう。発表したもん勝ち、言ったもん勝ちです。
3TKさんの皆も書こう!素数大富豪攻略記事! - [素数大富豪]3のブログにも書いてありますが素数大富豪攻略記事はまだまだ少なすぎると思います。どんどん用語を造って素数大富豪攻略記事を上げましょう。用語があることでスマートに内容がまとまります。また、何が先行研究なのかわかりやすくなり引用したりしやすくなります。
特定のシチュエーションでの動きなど、プレイヤー間でなんとなく考察されてはいるけど誰も文章にしてないものは沢山あります。そういったシチュエーション自体に名前をつけて考察してみるのも面白いかもしれませんね。トッププレイヤーの思考を言語化し伝えられれば、新規プレイヤーが強くなるための近道にもなるのではないでしょうか。


自分が作った用語が他の人に使われているのはなんだか気恥ずかしさも少しありますがやっぱり嬉しいものです。そういった意味でもOverKJQJと名付けて本当に良かったなぁと思っております。

来年の予想など

さて、最後に来年の素数大富豪を予想しておきます。ズバリ超多枚数出しの流行です。もちろん時流がそうさせるところはあるのでしょうがそれだけではありません。
超多枚数出しも概念自体は2年以上前から存在していますが、その定義は曖昧でなんとなくめっちゃ多い枚数ぐらいのフワフワした意味で使われていました。
しかし翳猫さんがアドカレ記事超多枚数出し ~ラリーをさせない戦い方~|翳猫|noteの中で20枚出し以上と定義していました。これは凄いことです。
20枚出し以上とする必然性はともかく、20枚出し以上を超多枚数出しとすることに全く問題はないと思います。もし困ったら「準超多枚数出し」「超々多枚数出し」など必要に応じて分化させていけば良いのです。そんなことよりも具体的な基準が1つできたことが重要だと考えます。

今までの素数大富豪と同様に、20枚出し以上という目安ができることで「20枚は警戒しよう」「25枚以上の長いものを覚えよう」「実は19枚が穴かも」などなどプレイヤーが考えることで超多枚数出しやその対策が今後発展するでしょう。
そんな中、素数の形に着目して良さそうなものにはどんどん名前を付けて研究を深めていきたいですね。

おわりに

僕は人がどこまで素数大富豪が強くなれるのか興味があります。(ブログタイトルからもそれがわかりますね)
更なる高みに到達するには用語の整備が不可欠であると考えています。
来年、誰かが勢いで用語を造ることで素数大富豪戦略が一気に深まったら嬉しいですね。皆さん協力お願いします!!!

なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、この記事を書いている自分自身、OverKJQJ以降用語をつくって発表することをできてません。来年は戦略研究を頑張りつつそれらを率先して文章に起こしていきたいです。上に書いたまだ名前のない事柄についても少しずつまとめていきたいです。*4
そうすることで将来素数大富豪が世界的に有名になったときに「○○を命名したのは儂なんじゃよ」と謎の強キャラムーブしたいですね。フォッフォッフォ(´∀`)


ここまで読んでいただきありがとうございました。



来年も素数大富豪しましょう!!!よいお年を!!!!

*1:hana3101382283.hatenablog.com

*2:sasara-snkw.hatenablog.com

*3:marinnonikki.hatenablog.com

*4:もちろん先に僕よりまとめるのも大歓迎です