素数大富豪が8121013倍強くなりたい

素数大富豪の攻略・布教活動をしていきます

特殊ルール素数大富豪の可能性について

はじめに

この記事は「素数大富豪 Advent Calendar 2024 - Adventar」の24日目の記事になります。昨日の記事は、ななみさんで「2024年主催したイベント&2025年の活動について - 零れ落ちるもの」でした。来年はピクニック素数大富豪参加したいです!!

 

こんにちは、競技合成数大富豪プレイヤーのOTTYです。最近、素数大富豪オンラインで対戦をする前に「素数大富豪でいいですか?」ときかれてしまうほど合成数大富豪をしています。

合成数大富豪にどハマりしてしまい「合成数大富豪 Advent Calendar 2024 - Adventar」なるものを立てて、そちらで14個の記事を書くことになってしまいました。いかに奥が深いゲームであり、考察のしがいがあるゲームであるのか語っています。ぜひ読んでください。

合成数大富豪の魅力については合成数アドベントカレンダーにて存分に語り尽くすとして、今回の記事では合成数大富豪の魅力に取りつかれたOTTYが特殊ルールの面白さについて語りたいと思います。

 

特殊ルールって他にどんな種類があるの?

今回は、素数大富豪オンライン上で遊べる「合成数大富豪」「四つ子素数大富豪」を通して特殊ルールの魅力を語っていくことにしますが、他にも特殊ルールはたくさんあります。

まず、トランプの札構成を変えた変則ルールです。UNOや素数トランプなどを使った素数大富豪です。その他にも、以前なきゃのさんと「100」の札を追加した素数大富豪をプレイして結構面白かった記憶などもあります。

最近は、大富豪素数大富豪という毎ターン素数大富豪と通常の大富豪が入れ替わるゲームや、半素数大富豪という半素数のみを出すことが出来るゲームも生まれています。

ガウス素数大富豪とかいう激やばゲームもあったりします。

通常の大富豪のように階級や札交換をルール追加してみたりなどアレンジもありますね。

上に挙げたのは一例ですが、本当に多岐に渡っていますね。なんて奥の深いゲームなんでしょう!!

 

特殊ルールの魅力

ここからは、「合成数大富豪」と「四つ子素数大富豪」をプレイして感じた特殊ルールの魅力を語ることにします。

 

通常の素数大富豪では使わない素数合成数を使うことができる。

普段はKKJにあっさり切られてしまうJKT=2*5*JKA(合成数大富豪)やTJK(四つ子素数大富豪)のような数が活躍します。普段陽の目を見ない合成数素数に活躍の場があるというのはありがたいですね。(誰視点?)

 

初期環境特有の雰囲気が楽しい

現在の素数大富豪のような煮詰まっていない環境を味わうことが出来るのも魅力です。新鮮な気持ちでプレイできます。6QJや8TKが切り札だった頃の素数大富豪を思い出せます。何が強いのかあまり情報がない・強い数を十分に使いこなせない中でプレイするのが楽しいです。

 

探索そのものが楽しい

僕は、パソコンに計算させまくって強い数を大量に出力して、その中から使いやすいものを見つける作業が大好きです。初期環境の探索は、ちょっと調べればすぐ使いやすい数が見つかるので楽しいです。

 

たまには素数大富豪の役に立つ

先日第4期梅森戦にて、OTTYが優勝しました!決勝は、3TKさんとの対戦で、結果は3-0とストレート勝ちでした!!!!先手番が3回連続で来たり(手番はランダム)、3セットとも手札がとても強く、勝てたのは運の要素が大きかったように思いますが、3セット目では合成数大富豪の知識が活きました。

68Q5=5^4*T9

偶数(5含む)が多めな手札だったのですが、68A25=5^2*5*5*T9という合成数のおかげでいい感じに組むことができました。(カマトトされてなかったら困ってそう)

末尾Q5の合成数の中でも特に使いやすいので、68Q5=5^4*T9は覚えましょう。

末尾Q5の紹介←この記事にたくさん使いやすい末尾Q5が載ってます。

 

特殊ルールの難しさ

環境が大きく変わる

環境考察の楽しさと表裏一体ですが、環境が普段と大きく変わってしまうので適応するのが単純にむずいです。特殊ルールに合わせて表を作らないといけない、新しく数を覚えないといけないのは結構大変ですね。

また、戦略を考えることもままならず、一人プレイでも上がるだけで大変なこともありまね。素数大富豪の戦術的な部分が好きな方は、序盤のぐちゃぐちゃの環境はキツそうですね。

 

探索環境に個人差がある

人によって探索環境に差があるので、探索環境の差がそのまま考察量の差になってしまう、探索環境がないのでモチベーションが上がらない、などの問題があります。

プログラミングを用いて探索ができるという素数大富豪とは別のスキルが要求されるため、参加ハードルが上がるのは嫌ですね。

 

これを危惧して、さしみさんは三四郎杯を開催する際に予め強い素数合成数を公開していました。

 

greenplus.hatenablog.com

 

三四郎杯に出場した方のほとんどはこの記事を参考にしたのではと思います。

環境を考察してそれを公開しているのが本当に素晴らしいですよね。

 

僕が今年合成数大富豪アドベントカレンダーを立てたのも、探索環境による差を軽減して多くの人に参戦して欲しいという気持ちがありました。電卓と素数判定機(とwolframalpha)だけで完結するような強い合成数の探し方などを色々公開していたりします。

 

おわりに

合成数大富豪・四つ子素数大富豪を通じて、素数大富豪というゲームにはまだまだポテンシャルがあると感じています。普通の素数大富豪に飽きたら、特殊ルールで遊びましょう!!

他にも素数大富豪オンライン上で遊べる特殊ルールを色々考えられます。例えば、4n+1型素数大富豪とか非正則素数大富豪*1とかも来年は試してみたいですね。

 

明日の記事はmickeyさんで「なんか書くと思ふ」とのことです。どんな内容なのか気になりますね!!

*1:可能かは不明